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天色の好きなこと

好きなこと、好きなものなど、興味のあることを書こうかなぁ...と。

親切

母がこんなことを話していました。

 

それは電車に乗っていた時のことです。

 

その日の電車はたくさんの人が乗っていて、座席に座れずに立っている人も多かったそうです。

 

母もその中のひとりでした。

 

しばらくして、座席に座っていたひとりの学生さんが、自分の前に立っていたご年配の方に席を譲ったそうです。

 「どうぞ、よかったら座ってください」

 

ご年配の方はこう言ったそうです。

「……いいです」

 

笑顔もなく、少しムスッとしていて、学生さんの気持ちに対するお礼もなかったそうです。

 

きっと、「私はお婆さんではない!」と気分を悪くしたのでしょう…。

 

学生さんは、席を譲ったものの断られて、だからといって自分の席にも戻れずに、真っ赤な顔をしていたそうです。

 

その光景を見ていた母は思わず、声をかけました。

 

「お兄さん! おばちゃんが座らせてもらってもいい? ありがとね〜。」

 

そう言って、母はその学生さんに席を譲ってもらったそうです。

 

学生さんは少し照れながらホッとした様子で頷いたそうです。

 

母は言っていました。

 

席を譲る行為はその学生さんにとって、とても勇気がいることだったと思う。

 

こんな風に苦い思いをすると、次にまた親切にしようと思っても、もうできなくなってしまう…と。

 

どうして素直にありがとう…と好意を受けないのか!…と母は少し怒っていました。

 

私もそう思います。

 

よく、お年寄りには席を譲りましょう…とかポスターなどで掲げているのを見かけます。

 

それならば、大人のほうも、「私はまだ若い」と思ったとしてもそこは敢えて、若者達の親切を受け入れる心があっても良いのではないかと思います。

 

その学生さんがしてくれたように、小さな親切の積み重ねが温かい未来を創るのです(^ ^)

 

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カスミソウの花言葉  

清らかな心  親切